美しい髪を育む『頭皮ケア』

「顔の額縁」ともいわれる髪。美しい額縁で飾られた絵がよりよく見えるように、私たちの髪も顔の印象を左右するとても大切なパーツです。美容室でブロウしてもらった後は、メイクと洋服が同じでも、なぜかたおやかで上品に感じられるのは、ふんわり艶やかな髪が顔まわりを飾ってくれるから。

それなら早速ヘアケアしなくちゃと思ったあなた、ちょっと待って!美髪を育むためには、まずはその土台作りから。髪が生える土台、つまり「頭皮ケア」が重要なのです。毎日の頭皮ケアは、育毛効果があるだけでなく、血行促進のほか、リフトアップで小顔効果も期待できます。いいことづくしの「頭皮ケア」、さあ今日から始めましょう。

頭皮の老化の原因

髪にハリ・コシが出にくい、ボリュームが出づらい、うねりが気になるなど、年齢を重ねるとともに、髪にもエイジングサインは表れるものです。これらは、頭皮の水分と油分のバランスが崩れたことでおきる乾燥や、ホルモンバランスや生活習慣の乱れ、ストレス、紫外線などにより頭皮の老化が進んでいることが原因です。

ツヤのある美しい髪は、その人の顔立ちを引き立たせ魅力的に見せてくれます。健康で若々しく美しい髪を育てるには、頭皮が健康であることが大切。日頃から頭皮ケアにはしっかりと気を配りたいですね。

CHECK

髪のエイジングサイン「細毛」チェック

□ 髪にハリ・コシがなくなってきた
□ 分け目やつむじが目立ってきた
□ ボリュームがなくなってきた
□ 抜け毛が増えた

頭皮を清潔に保つ洗い方

洗髪をする第一の目的は、頭皮の皮脂や汗、フケ、埃、整髪剤など髪や頭皮の汚れを落とすこと。毎日洗髪していても、部分的に洗い残しがあると頭皮トラブルや臭いの原因になります。

洗髪時の大事なポイントは3つ。まずは、ブラッシングで髪の絡まりをほどくとともに、頭皮の汚れを浮き上がらせます。2つ目は、シャンプー前に髪と地肌を十分に予洗いすること。埃や汚れを落とし、その後のシャンプーが泡立ちやすい状態をつくります。髪をぬらすのではなく、頭皮をお湯で洗う意識で頭皮全体をまんべんなく流しましょう。3つ目は、シャンプーを泡立ててから頭皮にのせること。シャンプー原液をそのまま頭皮につけてしまうと、つけられていない部分が出てきたり、すすいだ後も地肌にシャンプーが残ってしまう可能性があります。シャンプーは、手のひらで泡立ててからつけることで泡が頭皮や髪全体に行き渡りやすく、すすぎ残しもなくなります。

健やかな頭皮はしなやかに動く

健やかな頭皮は、水分と油分のバランスが整い、柔らかくしなやかに動きます。両手の指の腹でボールを掴むように頭皮を掴み軽く動かした時に1センチほど動くと理想的と言われています。硬くてあまり動かない頭皮は、血流が悪く髪悩みをまねいたり、顔のたるみにもつながってしまいます。洗髪時や隙間時間にできる「頭皮マッサージ」で血流をよくし、健やかな頭皮で、気持ちも顔も引き上げていきましょう。

簡単!頭皮マッサージ

Step1
耳の上から後ろに向かって円を描くように

耳の上あたりを、両手の指の腹でボールを掴むように頭皮を掴み、やさしく圧をかけながら後ろに向かって円を描くように指を滑らせます。

Step2
生え際から後ろに向かって円を描くように

両手の指を額の生え際において、前から後ろに向かって円を描くように、やさしく圧をかけながら指を滑らせます。

Step3
襟足のくぼみから後頭部をマッサージ

両手の指の腹を襟足のくぼみにおいて、上に向かって円を描くように滑らせ後頭部をマッサージします。

イキイキした美しい髪のためにできることを

美しい髪を育むために、頭皮ケアはもちろん食事による栄養バランスも大切です。毛髪はケラチンというタンパク質からできているので、動物性タンパク質が豊富な魚や肉類、あるいは納豆や豆腐などの植物性タンパク質がおすすめです。タンパク質以外にも、ビタミン、ミネラルもバランス良く摂取しましょう。美しい肌も髪も1日にしてならず。日々のエイジングケアに、ぜひ頭皮ケアを取り入れてみてくださいね。

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