紫外線だけじゃない?
気をつけたい“夏乾燥”
夏のそのテカテカ肌、実は乾燥している!?
このようないわゆるインナードライの状態は、夏特有の「夏乾燥」により生じていることをご存じでしょうか。
夏の肌は、一見テカテカと脂っぽくて、乾燥とは無関係と思いがち。
でもそれは乾燥から肌を守るために皮脂が表面に出てきているためであり、反面、皮膚の内部では乾燥がすすんでいます。
あなたの身近にもある「夏乾燥」
乾燥の季節といえば冬を連想しますが、夏にも乾燥する原因はたくさん。
強い紫外線
クーラーや
扇風機の風
汗や洗い過ぎ
による皮脂の
流れ落ち
これら「夏乾燥」が肌の乾燥を招いてしまうのです。
それでは、次に肌の乾燥に大きく関わる、肌の角質層の仕組みをみていきましょう。
肌の角質層を構成する物質の役割
●皮脂
●NMF(天然保湿因子)
●細胞間脂質(セラミドなど)
NMFとは?
Natural Moisturizing Factor の略で、空気中や角層から水分を取り込み保つことで、肌にうるおいをもたらす役割を持ちます。
角質層の保護バリアは、大きくNMF(天然保湿因子)とセラミド、皮脂で構成されています。
セラミドは、細胞と細胞のすきまを埋める「細胞間脂質」の約50%を占める重要な成分です。
細胞間脂質は、水分の蒸散を防ぐ役割と細胞の間を埋めることによるバリア機能を担っています。
乾燥から肌を守る皮脂のはたらき
上図を見ておわかりのとおり、皮脂の構成比率はたったの5%ですが、肌のうるおいを保つためにNMFやセラミドに劣らない重要な役割があります。
ただ、皮脂は多すぎると皮膚の内部の乾燥が進み、少なければ肌の表面が乾燥してしまうという、非常に調整が難しいものといえます。
そこで皮脂の働きを助けるために、日頃のケアが重要となってきます。
皮脂の働きを助けるために必要アイテムとはズバリ「水と油」です。
皮脂を助ける最適な「水と油」とは?
水=化粧水、油=オイルならば何でも良いというわけではありません。
肌に水分を補う「水」、皮脂のphを弱酸性に保つことで、常在菌の環境を正常に保つ「油」が望まれます。
そこでおすすめしたいのが、ヴァーチェの【リペアモイストローション】と【マルラオイル】です。
冬の乾燥よりもケアが難しいといえる、夏の乾燥にも考慮して開発された「水」と「油」のケアアイテムです。
秋冬に差が出る肌対策を
夏の乾燥対策には、日常のちょっとした心遣いも大切です。
・洗いすぎない
・拭きすぎない
・ミストなどで水分補給をする際は、ただの水ではなく、保湿成分のある水分を補給する
・紫外線対策をする
夏の乾燥から肌を守ることで、秋冬のお肌のコンディションにも差が出てきます。
さあ、今すぐお肌にうるおいのある生活をはじめませんか?