より自分らしく美しく生きるために
心とカラダをつなげるヨガ
呼吸に集中し、様々なポーズをとることで、溜まった疲れや不調をリセット。約4500年前のインドで発祥したヨガは、忙しい現代人にも役立つ健康法です。今回はホットヨガスタジオLAVAのトップインストラクターである内藤秀子さんに、健康と美をもたらすヨガについて教えていただきました。
ヨガインストラクター 内藤秀子さん
ホットヨガスタジオLAVAで、2023年全国約3,000名のインストラクターの中からトップインストラクターに選出される。スタジオレッスンに加えリトリートなどで活躍。一人ひとりに寄り添う細やかなアジャストや、心に響く指導で、多くの生徒の人気を集めている。
LAVAトップインストラクターによる、リトリート開催情報はこちら
\教えてくれるのは/
ヨガインストラクター 内藤秀子さん
ホットヨガスタジオLAVAで、2023年全国約3,000名のインストラクターの中からトップインストラクターに選出される。スタジオレッスンに加えリトリートなどで活躍。一人ひとりに寄り添う細やかなアジャストや、心に響く指導で、多くの生徒の人気を集めている。
LAVAトップインストラクターによる、リトリート開催情報はこちら
ヨガをきっかけに
元気な毎日を実現
初めて受けたヨガのレッスンで、気持ちよくカラダが動くことに衝撃を受け、「カラダを動かす仕事がしたい」と思ったのが、インストラクターになったきっかけです。
当時31歳の私はアパレルを経て宝飾の仕事をしており、多忙で心身ともに疲弊していたのです。自分でも「着飾る世界を離れて違うことをしたい」と思っていた頃でした。就職してからは運動をしなくなっていましたが、幼少から体操やバトントワリングをしていて、カラダを動かすことが大好きだったのです。
ヨガ初心者でしたが思い切ってLAVAに転職し、インストラクターの道へ。当時の研修では1日6〜7時間ヨガの練習を続けました。筋肉もメリハリのある付き方になりましたし、今40代前半ですが、20代の時よりも元気に過ごせています。
肌もカラダも
常に水分補給を意識
研修中は、吹き出物に悩まされたことがありました。トレーナーの方に、「今までカラダの中に溜まった悪いものが出ているだろうから、そのまま続けるといいよ」と助言され、さらにヨガに励み学びを深めました。その中で知ったのは、食事の大切さ。
当時は偏食もひどく、飲み物もコーヒーやジュースばかり。自炊を心がけ、お水をたくさん飲むようにすると、吹き出物は完治。以来ずっと肌の調子は良好です。現在も、レッスンで汗をかくので水分補給は欠かせません。飲み過ぎに注意しながら、1日に1.5ℓのお水を飲むように努めています。
自分の内面に
目を向け呼吸に集中
ヨガは、難しいポーズをするものだと思われがちですが、あぐらを組んで座るだけでもヨガのポーズになりますし、1分間呼吸に集中するだけ、3分間瞑想するだけでもいいのです。ヨガとは誰かに見せるものではなく、「自分の内側に目を向け、自分を調整する」もの。
特に瞑想はおすすめです。朝なら活力が湧き、夜寝る前に行えば、落ち着いて眠れるようになります。目を閉じて呼吸を繰り返すだけですが、不思議とカラダも変わる感覚があって、面白いですよ。
ヨガを続けるコツは
頑張りすぎないこと
目の前の生徒さんに喜んでいただくことが、ヨガインストラクターとしての私のモットーです。ヨガ初心者の方にお伝えしたいのは、「頑張りすぎない」こと。無理せず少しずつすることが、継続のコツです。
例えば、前屈のポーズが苦しかったら、少し戻り深く呼吸すると、勝手にカラダが緩んでいきます。そして呼吸にフォーカスしていくと、ヨガの後に得られる爽快感は段違い。頭もスッキリします。
ライフスタイルにヨガを取り入れると、とても楽に過ごせると思います。私のおすすめをご紹介しますので、ぜひお試しください。
心もカラダもすっきり!
1日5分ヨガ3選
-
腰らくヨガ
- 効果
腰痛改善/姿勢改善/むくみ解消
Step1
椅子に座り腰に手をあてる
Step2
息を吐きながら背筋を丸め、視線をおへそへ
Step3
息を吸いながら背筋をそらせて、目線を斜め上へ
※Step2、Step3を3回繰り返す
-
脚らくヨガ
- 効果
下半身の冷え/むくみ解消
Step1
左足首を右ももの上におき、膝を外に開く
Step2
両手を左脚のスネにのせて上体を前へ傾けるここで3呼吸
Step3
右腕を左膝の外へかけて、上体を左にねじる反対側も同じように
-
肩らくヨガ
- 効果
肩こり解消/集中力アップ/頭痛解消
Step1
息を吸って肩を前から上げて、息を吐いて後ろから下ろす
Step2
指先を肩へのせて、息を吸って肘を前から回し上げ、息を吐いて肘を後ろから回し下げる
Step3
腕を伸ばして、息を吸って前から回し上げ、息を吐いて腕を後ろから回し下げる
※Step1〜Step3をそれぞれ3回繰り返す